がんや慢性の病気によるつらい症状や痛み、不安を和らげる緩和ケアを、患者さんとご家族に専門家の医師が提供する緩和ケア外来クリニック。病気の進み具合を問わず受診できます。遠隔診療(オンライン診療)にも対応しており、診療所は東京の椿山荘の近くにありますが、再診以降は全国どこにお住まいでもスマートフォン等を用いたビデオ通話で診察・処方を受けることもできます(処方を伴わない相談は初回から遠隔対応も可能)。緩和ケアといえば当院にご相談ください。【診療科:緩和ケア内科・疼痛緩和内科・がん内科・がん精神科】

緩和ケア・緩和医療

お盆・暮れ・正月は緩和ケアとして重要な時期

盆暮れ正月に緩和ケアでできること 早期緩和ケア大津秀一クリニック外来より

● 緩和ケアは、医療専門職だけがするのではない

緩和ケアの定義は2002年のWHO(世界保健機関)によるものには

”緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、痛みやその他の身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題を早期に発見し、的確なアセスメントと対処を行うことによって、苦しみを予防し、和らげることで、クオリティー・オブ・ライフ(QOL:生活の質)を改善するアプローチである”

とあります。

”苦しみを予防し、和らげることで、クオリティー・オブ・ライフ(QOL:生活の質)を改善するアプローチ”

が緩和ケアなので、医師や看護師だけではなく、医療や介護に関係する全ての方が、緩和ケアの提供主になります。

昔ホスピスで勤務していた時に、掃除で出入りしていた男性は、多くの患者さんから信頼され、彼に率直な気持ちが伝えられることもありました。

私たちには言わないようなことを、別の誰かには言っていることもある。

そしてそれを糸口に、さらに緩和ケアが進む。

緩和ケアを為しているのはけして医療専門職に限らないのです。

 

● 日本人にとって貴重なお盆、暮れ、正月

皆さんも、普段は多忙なライフスタイルを送っていることが多いでしょう。

しかし盆暮れ正月は、別々に生活している、あるいは一緒に暮らしていてもなかなか時間が取れない方々にとっても、家族が集って、いろいろなことを話せる良い機会です。

このような時に、変に遠慮することなく、忌憚ない思いをしっかりと共有することは、とても重要です。

特に、軽くない病気を抱えている場合はなおさらです。

もちろんこの世界は、健康な人でも誰でも、明日や来年が保証されていない厳しいところです。

ですから、元気であっても、家族が集まる機会には、しっかり話し合っておくのが良いでしょう。

ご病気を持っているからというわけではなく、誰にとっても必要なことですが、軽くない場合はより重要な意味を持っている機会だと言えると存じます。

また盆暮れ正月は(特にお盆は)、すでにこの世界を去った家族を思う機会でもあり、誰もが様々なことを、慌ただしい日常時よりも考えやすい素地があると思います。

良いタイミングと言えるのではないでしょうか。

 

● 率直に伝えることが重要

話すこと自体が、気持ちの整理につながることは、言われています。

ご自身が今何を考えていて、今後どうしたいと思っているのか。

それをご家族に忌憚なく話し、共有することです。

このような機会を通し、QOLが改善する可能性は十分にあります

自身や家族でできる緩和ケアとも言えるかもしれません。

早期からの緩和ケアクリニックを開設して以来、ご家族のご相談にもお乗りしています。

中には、患者さんは我慢して耐えている、というケースもあります。

家族にはなかなか心の中を、心配をかけまいと、話せないという方もいます。

せっかくの機会なので、そこを踏み込んで尋ねても良いと思います。

それでもなかなか苦しさを吐露されない・・・という場合は、緩和ケア部門を使うように、勧めてみてはいかがでしょうか?

ご家族がお集まりになる場が、苦痛緩和と、より良い時間のきっかけになると、良いと考えます。

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