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緩和ケアクリニック院長より

この世はブラック企業? がん哲学

早期緩和ケアクリニック外来の緩和医療専門医(緩和ケア医)大津秀一が解説するブラック企業状態のこの世を生きるためのがん哲学外来と緩和ケア

広大な宇宙の片隅に

宇宙はまだまだわかっていないことが多くありますね。

簡単に書いてある本を選んでも、理解が難しいことも多いです。

どうも宇宙は広がり続けているのですね。

そして宇宙は始めと終わりを何度も繰り返すという論である、「サイクリック宇宙」論もあるのですね。

私たちの宇宙の前世代(49回目)の宇宙では、地球に相当する星はまだ誕生していません。
私たちの宇宙の前の世代の宇宙は、火の玉宇宙の始まりも、クォーク・グルオン・プラズマ状態も、クォークの閉じ込めも、元素合成も、宇宙の晴れ上がりも、銀河形成も全部、私たちの宇宙と同様に経験していたことになります。
ただ前の世代(49回目)の宇宙年齢が30億~40億ということは、地球に相当する星はまだ誕生していません。地球誕生はいまから46億年くらい前といわれますので、宇宙が生まれて、ざっと100億年近くたたないと(地球は)誕生しないという計算になるからです。ですから、現在の宇宙の前の世代の宇宙には、人という生命は誕生しなかったのではないかと考えられます。
こうしておよそ50回の宇宙の変転を経て、私たちの宇宙とそこに住む生命は誕生した、ということになります。

 

ところで、私たちの宇宙の後に、次の世代の(敷いて言えば51回目の)宇宙が訪れるのかどうか、それについてはまだはっきりとは答えられません。前に述べたように、アインシュタインの宇宙項の観測データが正しければ、宇宙はビッグクランチせずに、このまま膨張しながら冷えていくだけで、宇宙はつまらない、緩やか死を迎えるということになります。
もし、宇宙が収縮に転じれば、ビッグクランチを迎え、51回目の宇宙がまた新たに始まる。でなければ、私たちの宇宙が最後の宇宙、ということになるのです。「はじめての<超ひも理論>」(河合 光著。講談社現代新書)

 

50回めの宇宙なので、このような地球も成立した……壮大な話です。

現象は、そうである、とわかっても、「なぜ」はわからないことが多いです。

宇宙は、様々な法則の変数が少し違っていただけでも、今のような宇宙にならなかったとも言われています。

そうすれば宇宙はなかった。

ではなぜそのような変数にうまくなっていて、宇宙はこのように広がり続けているのか……謎は深いです。

 

幼い頃、地球は遠い将来、太陽に飲み込まれて消滅すると知って驚いたものです。

この地球もいつかはなくなってしまう。

私達が生きた痕跡が消えてしまうのではないかと残念な気持ちになりました。

もちろん、そもそも、その頃にこの人類がいるかどうかはわかりません。

かなり厳しいかもしれませんね。

かつて栄華を誇った恐竜も、絶滅してしまいました。

隕石が落ちてきたことによるものという一説がありますが、遠い遠い将来に人類にもそのようなことが起こらないとは言えません。

その時に、人類は大変な苦難を抱えるわけです。

ただそれに依らずとも、人為的な大災害も起こるかもしれません。

とにかく宇宙や地球の話は、時間のスケールが違います。

人類が文明のようなものを持って数千年に過ぎません。

億年の単位ですからね、宇宙や地球は。

 

この世は大きなブラック企業

私は仕事柄、多くの方の後半生に触れる仕事をしてきました。

つくづく人生は大変だと思います。

どの世代でも問題を抱えます。

しかも老いの問題は、楽ではありません。

できることは次第に少なくなります。

もちろんその中で、折り合いを付けてゆくわけですが、年長者はそのような難儀さに適応する力を求められます。

確かに、世界の長さに比べれば、人の一生など瞬きに同じです。

しかしその人生80年余りでも、問題がいつもあり、生きてゆくために努力し続ける必要があります。

一生懸命生き、心持ちを正しくしても、偶然により重病になることもありえますし、事故に出くわすこともある。

そこには何の保証もないけれども、努力は求められます。

この世は大きなブラック企業とも、シニカルな見方では言えるかもしれません。

 

それを心持ちで乗り切る

以前お亡くなりになる前に対談した、水戸黄門等に出演した俳優の入川保則さんは、示唆に富む言葉を残されました。

「もともと苦しいものを、楽しいものに変えていく過程こそが人生なんだ」

参考;私たちは人生を必ずクビになる

人生はブラック企業と違って、止めることができない点が異なります。

人によってやり方は違うと思いますが、入川さんのように考えることができれば、また違った気持ちで世界と接することができるかもしれません。

それにしても、10代あるいはそれ未満、20代、30代でがん等になり、あるいは小さな子を遺して逝かれるような方々に頻々と接する身だと、世の中のブラック性を痛感せざるを得ません。何でこうなの? とつくづく思います。

できることは、どんな状況でも、サポートの手を差しのべ続けること。

内なる宇宙である身体との付き合いのみでは疲弊するのも事実であり、様々な視座からともにこの世を見つめるべく、がん哲学外来も行っています。

何が起こるかがわからない中を一生懸命生きることを求められる厳しい世界ですが、少しでも穏やかに生活できる支援を提供できたらと願う次第です。

 

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