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終末期医療・終末期ケア

延命が生活の質を上げることが知られていない 早期緩和ケア

早期緩和ケアクリニック外来の緩和医療専門医(緩和ケア医)大津秀一が解説する延命が生活の質を上げることが知られていない 早期緩和ケア

延命という言葉は本当は色がない

絶望という言葉にいい意味を感じる人はいないでしょう。

苦痛も、そうだと思います。

けれども、延命は良い意味でもそうでもない意味でも使われます。

延命地蔵尊という場合は、きっと良い意味の延命ですよね。

医療用語としても「延命効果」といえば、けっして悪いニュアンスではありません。

けれども、おそらく機能も含めた回復可能性が乏しい方にもフル治療を行った過去の時代の残照から、一般の方が医療の「延命」と聞くと、「それは要りません」と多くの方がおっしゃるような負の意味でとらえられていることも多いです。

ただ、延命は本当に悪なのでしょうか?

 

悪い延命治療かどうかは主観である

90代のAさんはそもそも積極的な治療を健康な時に望んでいませんでした。

しかし入居していたホームで次第に経口摂取が難しくなり、「胃ろうが必要」との判断で病院に紹介され、紆余曲折を経て家族が同意し結局胃ろうが作られました。

衰弱は進み、認知機能障害も進み、寝たきりですが、栄養を入れても回復の様子はありません。

一方で、70代のBさんは、脳梗塞の後遺症で誤嚥を繰り返すようになりました。

誤嚥の問題がなければ、元気に生活できるため、自ら進んで胃ろうを希望して造設しました。

嚥下のリハビリも続け、経口摂取も少しは可能となりました。

未就学児の2人のお孫さんがいるので、彼らと会っている時は本当に嬉しそうです。

 

さて、このように医療行為は同じ(胃ろう)で、どちらも延命した治療です。

Aさんの場合は、ご本人もあまり希望していなかっただろうため、望まぬ延命治療ですし、読んでいても「これは良い」と思われる方は多くないと思います。

Bさんの場合は、ご自身も希望されたことで、望んだ「延命治療」ですし、この選択でよかったと思われる方も多いと思います。

延命治療自体に問題があるのではなく、それは望んだものかどうか、その方にその方針が合っているのかどうか、ということが重要なのです。

 

もう1つ忘れてはいけないこと 長さも質である

私はたくさん自分より若い患者さんも見送ってきました。

したがって、短いから不十分とは言いません。

なかには、短い時間に人の何倍もの人生を生きたのではないかという方もいます。

ただ一般に、ある程度の長さが確保されることは、その時間にやりたいことがやれるという点で、質にも関わってくるのです。

あくまで一例ですが、抗がん剤治療で半年くらい症状も少なく、元気な時間が持てたとします。

非常に進んだがんですから、治ることはないという結果は同じです。

けれどもその40代の母は、10代のお子さん2人に、家事を教え、自分が亡くなった後のことをすべて指示して逝かれました。

思い出も残されました。

もちろん抗がん剤で何の副作用もなかったわけではありません。

だるさ等が強い時もありました。

この抗がん剤治療は延命の治療です。

けれどもこの時間があったおかげで、お子さんたちと向き合う時間を確保して準備をする、という質が与えられたのです。

延命で確保された時間が質を呼び込むこともあります

それなので、延命と質は内容次第では喧嘩をするものではないのです。

時には、延命があるから質が上がることもあるのです。

 

まだまだ誤解のある延命治療

実はそのように、「延命」という言葉は、どちらにも用いられる言葉です。

そしてそれ自体に、善悪はありません。

その時間で何を為すのか。

それがはっきりしていれば、それは質を確保するためにも大切な要素となります。

一方で逆もあり、望んでいない、望む方向性に合わないものならば、それはつらい延命となるでしょう。

「延命だ」とすぐに善悪を判断せず、ご自身のやりたいことや価値観に合うかどうかを十分考えて、一つ一つの治療や医療行為を判断するのが良いでしょう。

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