皆さん、はじめまして。当院院長の大津秀一と申します。
ここをご覧になって下さったということは、何らかのきっかけで当院にご興味を持って下さったということだと存じます。
ご関心をお寄せ頂き、ありがとうございます。
当院は2018年8月に開院し、現時点で4年半の実績を持っております。
当院の最大の特徴は、医師をアドバイザーとして付けるということだと、この時間を振り返ってその意を強くしております。
私の専門は緩和ケアや内科ですが、発信内容をみて頂ければと存じますが、医療の様々な分野について情報を有しております。
もちろん症状緩和で投薬治療を適正に行ったりなど、緩和ケア医としての重要な役割も担っていますが、それは一面であって、最大の利点は「医療専門家を自分のサポーターとして設ける」ということと考えます。
例えば、がんと診断された時、あるいはがんの治療中など、やはり患者さんにとってのご不安というのは「この選択が正しいのか」ということに尽きるでしょう。
しかし、日本の医療制度の限界があり、現時点では(そしておそらく近未来も)黙っていても至れり尽くせりで全てサポートしてくれるという状況にはありません(もちろん幸運にも担当する医療者に恵まれて自然にそうなる場合もありますが)。
望む医療、そして結果を得られている方に共通しているのは、自分があくまで医療の主役であって、医療者を病気と闘いあるいはうまく付き合うためのサポーターとして、パートナーとして、活用しているというお姿があることです。
私の外来では、まさに、医師をサポーターとして、助言者として付ける、そして求める結果(人によって治癒だったり症状緩和だったり、安心して生活できることだったり異なるでしょう)を得やすくするサポートを提供させて頂きます。
外来の予約時間内であればいくらでも質問することもできますし、場合によっては診療時間外の簡単な相談も受け付けることができます。
そうやって、専門知識を有する医師をサポーターとして雇うというのが、私の外来の一つの本質であると考えております。
これらより、システム等に関して、一般と異なる部分がありますが、私が提供しているものはそのようなものであり、そしてまたそれが緩和ケアつまり生活の質を向上するアプローチの一つの形であると考えております。
私の経験では「受診が早すぎた」という方はほぼいらっしゃいません。皆無と言っても良いでしょう。
まずは利用して頂き、ご自身に合うかどうかご判断頂ければ幸いです。
また医療全般を利用する時に、自分が主役で、医療者をうまく良い意味で使いこなすということ、これを大事にして頂くと、良い結果につながりやすい点、このことはとても重要なので、強調しておきます。
その他、ポイントをお伝えしますと
・オンラインでも相談できます(全国対応。海外からも相談が来たことがあります)
・病気はがんに限りません。あらゆる病気に対応しています(健康な方の相談に乗ったこともあります)
・他で緩和ケアを断られた方もご相談に見えています(内容によって判断しますのでまずはご相談ください)
・紹介状が他院には出せないと言われた方のご相談にも乗っています(そのような事例もあるのでやむを得ません)
皆さんの健康、そして良い療養のお支えとなることができれば幸甚です。
よろしくお願い申し上げます。
大津秀一