★使い方は人それぞれ コストカットのために
なるべく費用の負担を軽減するために、必要最低限の受診で済ませたい、という方もおられると存じます。
緩和ケアにおいては、治療の方向性が定まれば、また次に問題が生じるまで、しばらくその方針や処方で対応できる、ということもしばしばあります(ただ本来は、”予防”も緩和ケアにとって重要な要素なので、先手先手で対応できればそれに越したことはありません)。
それなので、あくまで問題が大きくなった際に受診して、例えば処方調整を当院で行い、病状が安定したら、その後の処方はおかかりの病院・医院で引き継いでもらう、ということもできます。
そのために連絡目的の紹介状をお出しします。
ご希望もその方それぞれだと思いますので、定時受診をどうするか、あるいはその間隔はどうするか等は、各ケースでご相談したいと存じます。
また遠隔相談システムを用いて、家などで相談を受けることも可能ですから、それに関しても必要時はお尋ねください。
一方で、「困った時にかかるパターン」よりも、「定期的に受診するパターン」のほうがメリットが示唆されており、基本的には定期受診が最適であろうことは書き添えておく次第です。