がんや慢性病のつらい症状や痛み、不安の早期からの緩和ケアを末期に限らず専門医大津秀一が全国提供。遠隔相談可オンライン対応緩和ケア外来クリニックで東京文京区所在。病気の進み具合や種類を問わず早期受診できます。再診以降は全国どこにお住まいでもスマートフォン等を用いたビデオ通話で診察・処方を受けることもできます(処方を伴わない相談は初回から遠隔対応も可能)。内科専門医でもあり身体全般に詳しいです。緩和ケア・緩和医療といえば当院にご相談ください。【診療科:緩和ケア内科・疼痛緩和内科・がん内科・がん精神科】

吐き気 気持ち悪さ 緩和ケア

がんと抗がん剤 吐き気・嘔気・悪心・嘔吐の対処をどうするか

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がんと抗がん剤 吐き気・嘔気・悪心・嘔吐の対処をどうするか

まず最初に。

抗がん剤の吐き気対策はかなり進化しています。

現在は抗がん剤治療における、それぞれの吐き気の強さに応じて、こういう吐き気止めを使うということが決まっています。

がん治療を行うような病院では、その吐き気止めも治療内容に最初から含まれています。

それなので、昔のように吐き気で苦しむということはかなり減っています

そしてここからが重要な情報になります。

 

治療内容に組み込まれている以外にも良い吐き気止めはある

よくある間違いは、

「吐き気止めなどの対策をしている」=「これ以上の薬剤はない」

と思い違いをしてしまっていることです。

実はこのような標準的な吐き気の対策をしても、吐き気が出てしまった場合は、さらに効く薬剤を追加する方法があるのです。

それなので重要なこととして、吐き気が残るようならば、「遠慮なく申告しましょう」

吐き気があっても、使う薬剤は使っているだろうからと我慢していらっしゃる方もいます。

前述のように、それ以外に使える薬剤はあるのですね。

 

アプレピタント(商品名イメンド)、オランザピン、ロラゼパム、時にはミルタザピン

アプレピタント(商品名イメンド)という薬剤は、「抗がん剤の吐き気がある」と申告すれば、比較的追加してもらいやすい薬剤です。

しかしイメンドでも抑えきれない吐き気の場合も、時にありますね。

私も緩和ケア医として大病院勤務時にしばしば相談を受けていました。

そのような場合も、オランザピン(商品名ジプレキサ)が奏効することはよくあります。

それでも効かない場合は、予測性の吐き気を考えて、ロラゼパムを足すことも考えられます。

症例によっては、抑うつが合併している場合などは、ミルタザピンという薬剤を使うこともあります(★注;吐き気そのものに対してまずミルタザピンということではないので注意が必要です)。

多くの場合、吐き気は良くなります。

それなので、しっかり申告しましょう。

吐き気の厄介なところは、持続的にあると、次第に閾値が低下し、より感じやすくなる場合があることです。

そうなると、治療にやや難渋します。

早い段階から、薬剤を用いてしっかり抑えることが肝要です。

 

がんの吐き気の対策は?

緩和ケア担当の緩和ケア力が生かされるのが、「がん自体の吐き気」です。

実はがん自体の吐き気は、様々なメカニズムが考えられます。

それを当てないと、治療も当たりません。

それなので正しいアセスメントが求められるのです。

胃腸の運動が悪いという吐き気もあれば、抗がん剤や医療用麻薬などの薬剤性の場合もあります。

高カルシウム血症などの電解質異常の場合もあれば、脳転移からの吐き気の場合や、腸閉塞になって嘔吐している場合もあります。

それらを見極めることが重要です。

 

それぞれの嘔気・嘔吐の対策は? 吐き気に効く薬は?

専門家に任せるのが良いと考えますが、それぞれの対策を記しておきます。

胃腸の運動が悪い→胃腸の運動を改善させる薬剤

胃炎→胃酸を抑える薬剤等

抗がん剤や医療用麻薬などの薬剤性の吐き気→それぞれ決まった薬剤があります

高カルシウム血症→カルシウムを低下させる薬剤

脳転移からの吐き気→放射線治療やステロイド等

腸閉塞の吐き気→オクトレオチドやステロイド等

 

まとめ

がんと抗がん剤の吐き気・嘔気・悪心・嘔吐の対処はいろいろな方法があります。

抗がん剤の吐き気は、使える薬剤をしっかり使ってもらうことが重要です。

そのためには我慢しないで、隠さずはっきりと症状を伝え、対策してもらう必要があります。

そうしないと吐き気が難治化し、長引くこともあります。

また、がんの吐き気は、実に様々なメカニズムが起きますので、自己判断は避け、特に緩和ケアの担当者などの専門家とよく相談することも良いと考えられます。

早期からしっかりとした対策が必要な症状が、吐き気なのです。

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