がんや慢性病のつらい症状や痛み、不安の早期からの緩和ケアを末期に限らず専門医大津秀一が提供。全国相談可オンライン対応緩和ケア外来クリニックで東京文京区所在。病気の進み具合や種類を問わず早期受診できます。再診以降は全国どこにお住まいでもスマートフォン等を用いたビデオ通話で診察・処方を受けることもできます(処方を伴わない相談は初回から遠隔対応も可能)。内科専門医でもあり身体全般に詳しいです。緩和ケア・緩和医療といえば当院にご相談ください。【診療科:緩和ケア内科・疼痛緩和内科・がん内科・がん精神科】

医療用麻薬

がんの痛みで使う医療用麻薬モルヒネの致死量はあるか?

早期緩和ケアクリニック外来の緩和医療専門医(緩和ケア医)大津秀一が解説するがんの痛みで使う医療用麻薬モルヒネの致死量はあるか?

モルヒネの致死量

皆さん、モルヒネの致死量が気になるようですね。

検索されている方もおられるようです。

がんの患者さんで、末期に限らずモルヒネを使うことは普通にあります。

いくらくらいの量で致死的になるのか、皆さん心配されているようです。

実際、どうなのでしょうか?

なお治療の際の一般的な開始量は内服モルヒネ換算20mg/日です。

 

実は安全性が高いモルヒネ

ファーマトリビューンの2011年8月号のオピオイド鎮痛薬の薬理学の図を転載しているサイトがあります。

モルヒネなど強オピオイド(麻薬)の呼吸抑制の見分け方。呼吸回数は?

参照して頂ければわかるように、

鎮痛作用のED50とすると行動抑制(眠気)は2.6倍呼吸抑制10.4倍、死亡は357.5倍・・。

鎮痛用量と致死量に大きな差があるので、モルヒネは安全域の広い薬剤

なのですね。

呼吸抑制が出れば普通は増量しませんが、そこからもさらに35倍くらい上げないと致死的にならないのです。

 

冗談ではなくがんの患者さんに漸増する限り、致死量はない

呼吸抑制に関しては、実は耐性が形成されます。

徐々に増やしてゆくと、呼吸を弱める作用が減って消失するのですね。

それなので、昔はモルヒネ1000mg/日や2000mg/日は使用することもありましたが、呼吸抑制は当然のごとくありませんでした

(★なお最近これくらいの量を使用することが以前より減ったのは、他の鎮痛策がより進化してきたからです)

まったくの健常人に、モルヒネを使用すると、200mg/回で致死的になるとされています。

Morphine Overdose: Signs, Symptoms & Treatment

Morphine overdose: How much amount of morphine to OD?

医薬品情報21

しかし、医療現場で普通にモルヒネ20mg/日で開始し、徐々に増量した場合で、増量の結果として200mg/回を超えたとしても、200mg/回(あるいはそれ以上)で亡くなることは100%ないです。私の経験した事例では、”亡くなる”の片鱗すらありませんでした(大きな問題なく生活されていました)。

呼吸抑制に関しても耐性ができるので、徐々に増量していった場合では200mg/回でも呼吸抑制は起こりません(ただし全身状態が急に変化した場合や、痛みの原因が急に消失した場合など、気をつけるべきポイントがあります)。

いずれにせよ、原則にのっとった増量では、致死的となるリスクはかなり低いと言えます。

そしてモルヒネなどの医療用麻薬が、がんの患者さんの寿命を縮めることは否定的です。

人間らしく過ごすために、適切に鎮痛薬たるモルヒネなどの医療用麻薬を使って頂くのが良いでしょう。

がんになっても、なっていなくても1分でも長生きする方法を本にしました。

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医療用麻薬については下記も含めて緩和ケアちゃんねるのいくつかの動画で解説しています。

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