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緩和ケアの技術

モルヒネ等の医療用麻薬の注射薬の代えがたいメリット

早期緩和ケアクリニック外来の緩和医療専門医(緩和ケア医)大津秀一が解説するモルヒネ等の医療用麻薬の注射薬の利点

モルヒネなどの医療用麻薬の注射薬は不人気

当たり前ですが、注射薬は人気がないです。

もちろんご高齢の患者さんなど(若くても?)、時に注射が好きな患者さんもいますが、絶対数は多くないでしょう。

「注射」と医療者が言う場合、単発の注射のケースと、点滴も注射と表現するケースがあります。

後者は正確に言うと、「点滴静注」というのですが、医療用麻薬を使用する場合は、前者の単発の注射ではなく、持続的に少量の医療用麻薬をポンプで注入するという「持続静脈注射」あるいは「持続皮下注射」が基本的な方法です。

”モルヒネを打ってください”というフレーズがあまりに有名ですが、モルヒネは注射で打ちません

そのようなやり方は、濃度のアップダウンが激しく、効きの時間が短く、また副作用も出やすく、依存のリスクもあります。

医療者ならば一度はみたことがあるという方も少なくないだろうソセゴン注射の中毒、略して「ソセ中」

これもオピオイド薬であるソセゴン注射を、「がんではない痛み」に単発注射をすることで、濃度の急上昇から次第に依存が形成されるために引き起こされる事象です。

モルヒネなどの医療用麻薬を注射薬でうまく使用するためには、「持続注射」で行うということを覚えておかれるのが良いでしょう。

ただその「持続」であるがゆえに、「管をずっと付けていたくない」「飲み薬でなんとかならないのですか?」と注射薬を希望されない原因ともなっているのです。

 

モルヒネなどの注射薬に利点がある

そんな管につながれて……という気持ちは理解できます。

私も自分の入院時には点滴が一定のストレスでした。

しかしそれ以上のメリットがあるために、医療者は持続注射を提案します。

医療用麻薬の持続注射の利点は皆さん、何があると思いますか?

その前に、管につながれて……という点ですが、持続「皮下」注射の場合は、細い針と細い管、それと小さく重くない機械を用いて(持ち運びも可能です)、抜けてしまっても血管ではないので出血のリスクもなく、皆さんが一般に想像される点滴とは異なります。

在宅でも行われており、普通の点滴ほどの負担感はありません。もちろんつながれているという心理的な負荷はあると思いますが、抜けることに留意しなければならない静脈への点滴とは異なります。

 

持続注射の利点

あえて内服薬や貼り薬ではなく、持続注射が選択される場合はその利点が生かされる事例においてです。

下の動画で解説しています。

一般には、

◯ 骨転移などの立ち上がりが急で、普段が痛くない場合(レスキューの即効性に利点あり)

◯ 神経障害性疼痛などの中の難治性の痛みのケース(適量設定のため)

◯ 痛みが続いており、一刻も早い緩和を希望されている時(適量設定のため)

◯ 終末期が近づき、経口の服薬が困難化している場合

などが該当するでしょう。

在宅でも、医療用麻薬の持続注射が適しているケースは必ずあります。

緩和ケアに精通している医師が関与していれば、適切な道具を選んでくれるでしょう。

医療用麻薬は有益な道具であり、他の薬剤と同様に、有害にも特効薬にもなります。

使い方が重要であり、また詳しい医師が持続注射を提案する際はそれなりの理由があるので、それをよく尋ね、腑に落ちれば一度やってみるのが良いと考えます。

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