早期緩和ケア大津秀一クリニックではがんや慢性病のつらい症状や痛み、不安を早期からの緩和ケア外来で末期に限らず専門医大津秀一が全国対応。遠隔相談可オンライン対応緩和ケア外来で東京文京区所在。病気の進み具合や種類を問わず早期受診できます。スマートフォン等を用いたビデオ通話で相談することもできます。内科専門医でもあり身体全般に詳しいです。緩和ケア・緩和医療といえば当院にご相談ください。【診療科:緩和ケア内科・疼痛緩和内科・がん内科・がん精神科】

緩和ケアの技術

緩和ケアのベストドクターとは

緩和ケアのベストドクターについての解説

緩和ケアのベストドクターは誰か?

「緩和ケアのベストドクターは誰ですか?」

そのような質問を受けることがあります。

緩和ケア医の私に尋ねますか……(笑)

ただ、このホームページをよくご覧の方は正答できると思います。

「緩和ケアのベストドクターは、人それぞれってことですよね?」と。

その通りです。

詳しく解説します。

 

緩和ケアは主観的な領域がゆえにベストドクターの判断が難しい

これまでいくつかの他記事でも解説してきました。

手術の成功率ならば、客観的な指標があります。

それが緩和ケアだと、患者さんの生活の質の向上という主観的な指標になります。

また、研究だと数値化することもありますが、生存率等で表現できるようなわかりやすい数値がないのです。

そのため、しばしば、名医とされる存在は、名医=有名医ということで、

◎研究分野の実績(論文の数や質)

◎教育分野の実績

◎緩和ケア以外の分野での活動

で知られている医師が名を挙げられます。

けれども、これらはどれも、患者さんを診療する力(臨床能力)を示しているわけではありません。

正直な話、同じ専門分野の医師が、一定の時間臨床をともにして、初めて臨床能力を評価できます

実際に一緒に臨床を行わないと、実態はわかりません

それなので、そのような作業を介していないランキングはほとんど実態を示していないと考えられ、結果信頼できるものはあまりないのです。

 

どのようなものさしで選べば良いか?

究極的には、合うか合わないかです。

緩和ケア医は、その方の心身の調子が今一つの際に巡り合うことが多いです。

したがって、相性が悪いとストレスになります。

主観的な満足が重要な領域ですから、合うか合わないかは重要です。

その上で、緩和ケア医に求められる要素を挙げますと、次のようになります。

◯症状の基本的な医学的アセスメントと治療に精通していること

◯その方やご家族、医療者と良好なコミュニケーションを図れるスキルがあること

これは最低限の要素と言えましょう。

他にも、早期からの緩和ケア医だと、

◯がん等の病気を治す治療にも精通している

ということが挙げられましょう。

また、

◯様々な価値観を受け止め、バランスの取れた着地点を見つけることに長けている

ということも重要だと考えます。

あまりに特定の信念が強い医療者だと、患者さんとも合うか合わないが大きく出ます。

合う場合は良いですが、合わない場合は大変です。

どのような方にも、一定の水準で緩和ケアを提供できる力は必要でしょう。

他にも、一般的には

◯ホスピス・緩和ケア病棟で複数年の常勤勤務歴があれば、緩和ケア医としての経験はそれなりに積めている

◯下のリンクの緩和ケアにおける有名病院での緩和ケア医としての研修歴もある程度の指標にはなる

などが挙げられるでしょう。

 

自分にとってのベストドクターを探す

もちろんラッキーな方は、たまたまかかりつけの病院に凄腕の緩和ケア医がいた! ということもあります。

ただし、これは少数でしょう。

自ら探しに行くことが大切になります。

世間的には名前はそれほど知られていなくても、各地域には緩和ケアのベストドクターが少なからず存在します。

そのようなドクターに出会うためには、利用する側としても、質問するべきことを質問するコミュニケーション技術が必要です。

またご自身が求めることは何なのかを明らかにすると、それに合致する医師を選びやすくなります。

親切な対応よりも緩和ケアの技術水準を求める場合もあるでしょうし、緩和ケアの技術水準よりも親切な対応を希望する場合もあるでしょう。

もちろん両方持っていれば最高ですが、何が優先なのか、自分なりの指標を持っておくことです。

それがあれば、まさしく自分にとってのベストドクターを見つけやすくなるでしょう。

結論として、リストに挙がるようなものよりも、自分で探して見つけたドクターがベストと言えるのではないでしょうか。

 

 

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