がんや慢性病のつらい症状や痛み、不安の緩和ケアを末期に限らず専門医師の大津秀一が提供。東京文京区緩和ケア外来クリニックで全国対応可能。オンライン診療(遠隔診療)対応。病気の進み具合を問わず早期受診できます。再診以降は全国どこにお住まいでもスマートフォン等を用いたビデオ通話で診察・処方を受けることもできます(処方を伴わない相談は初回から遠隔対応も可能)。内科専門医でもあり身体全般に詳しいです。緩和ケア・緩和医療といえば当院にご相談ください。【診療科:緩和ケア内科・疼痛緩和内科・がん内科・がん精神科】

腸閉塞 緩和ケア

がんの高度進行期の腸閉塞は管なしで

早期緩和ケアクリニック外来の緩和医療専門医(緩和ケア医)大津秀一が解説する腸閉塞の緩和ケア

腸閉塞の動画

腸閉塞についての動画をアップしました。

一昔前、私が研修医だった頃(今から15年前)は、

「進行大腸がんはかなりの確率で高度進行期には腸閉塞になる。したがって手術をしなければ、イレウス管をずっと入れておく必要がある」

と、指導医から教えられたものでした。

なお大腸がんに限らず、胃がんや膵臓がん、卵巣がんなどのお腹の中にできる腫瘍は、しばしば高度進行期に腹膜播種からの腸閉塞を起こしますので、大腸がんに限った話ではありません。

というわけで、「腸閉塞を起こすと、亡くなるまで腸閉塞の管(イレウス管)を入れておく必要がある」というのが割と幅を利かせた当時の常識でした。

なおこれ、今は正しいと思いますか?

 

腸閉塞で最期までイレウス管は正しくない

2000年代に入り、腸閉塞の薬物治療は進歩しました。

正確に言えば、ホスピス・緩和ケア病棟ではすでに行われていたオクトレオチド(商品名サンドスタチン)使用が、一般の臨床家にも徐々に周知されていったと言えます。

胃や十二指腸などの閉塞である上部消化管閉塞に関しては、残念ながら薬物治療には限界があります。

一方で、がんの進行による小腸閉塞には、オクトレオチドやステロイドによる腸閉塞の緩和がよく奏効します。

旧来のようにイレウス管を入れる必要はまずありませんし、使っても胃管まででしょう。

なお余命が長く期待できる場合は手術が適応となりますので、あくまで余命が3ヶ月以内などと予測される場合の話です。

 

このような技術は特に地域格差が大きい

このように10数年で変わっていっていますが、地域によってはまだまだこの治療が普及していないようです。

薬剤治療といっても、点滴で薬剤を投与するだけで、手術等の侵襲を伴う処置ではありません。

管をずっと入れておくのも、入れられる側にとっては苦痛なものです。

しかもそれが最期までと来たら……。

この技術は早く普及してもらいたいものだと思います。

特に患者さんやご家族の立場でも、知っている知らないで大きく変わることなので、

◯がんの高度進行期もしくは末期

での

◯腸閉塞

には、

◯薬の治療でイレウス管(腸閉塞の管)を入れないで最後まで過ごせる可能性がある

という情報はぜひ覚えておかれると良いでしょう。

円滑にいかない場合は、緩和ケアの従事者に相談するべき事柄です。

なお薬剤の量としては

◯ベタメタゾンあるいはデキサメタゾンの4mg/日・点滴静注

+/-

◯オクトレオチド300μg/日の持続皮下注

となります。

 

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