• 早期からの緩和ケアを専門とするクリニックの落ち着いた院内の様子

早期緩和ケア大津秀一クリニックではがんや慢性病のつらい症状や痛み、不安を早期からの緩和ケア外来で末期に限らず専門医大津秀一が全国対応。遠隔相談可オンライン対応緩和ケア外来で東京文京区所在。病気の進み具合や種類を問わず早期受診できます。スマートフォン等を用いたビデオ通話で相談することもできます。内科専門医でもあり身体全般に詳しいです。緩和ケア・緩和医療といえば当院にご相談ください。【診療科:緩和ケア内科・疼痛緩和内科・がん内科・がん精神科】

がん治療

大腸がんのつらさと不安──腸閉塞への恐れと、緩和ケアでできる支え

大腸がんの緩和ケア

大腸がんの「つらさ」は、症状と不安が絡み合って生じます

大腸がんの患者さんから、よく聞かれる言葉があります。

  • 「お腹の違和感が気になって仕方ない」
  • 「またお通じが詰まるのではないかと不安になる」
  • 「便が出ない日があると、すごく怖くなる」
  • 「痛みより、不安で頭がいっぱいになる」

大腸がんのつらさは、痛みそのものよりも、“起こりうる事態への恐れ”が大きく影響することが少なくありません。


大腸がんで不安が強くなりやすい理由

大腸がんでは、

  • 排便回数や性状の変化
  • 腹部膨満感
  • 腹痛や違和感
  • 食事量の調整が必要になること

など、日常生活と直結する症状が起こりやすくなります。

その中でも特に不安を強めるのが、
「腸閉塞になるのではないか」という恐れです。


腸閉塞への不安は、決して大げさではありません

腸閉塞は、大腸がんの経過の中で実際に起こりうる状態です。

  • 便やガスが出なくなる
  • 強い腹部膨満
  • 吐き気・嘔吐
  • 急な入院や処置が必要になることもある

こうした情報をどこかで目にすると、
「次は自分かもしれない」という不安が頭から離れなくなるのは、とても自然な反応です。


「症状が軽い=大丈夫」ではありません

大腸がんの患者さんの多くが、

  • 「今はそこまで痛くない」
  • 「便も一応出ている」
  • 「まだ治療は続いている」

と自分に言い聞かせながら、不安を押し込めています。

しかし、不安は
症状の強さとは別に存在する“つらさ”です。


不安が続くと、体の感覚がさらに鋭くなる

強い不安が続くと、

  • 腹部の違和感に過敏になる
  • 少しの変化で「閉塞では?」と考えてしまう
  • 食事や外出を控えるようになる

といった変化が起こります。

これは気のせいではなく、
不安が体の感覚を増幅させている状態です。


大腸がんの緩和ケアでできること

緩和ケアは、痛みの治療だけではありません。
大腸がんでは特に、次のような支えが重要になります。

  • 腹痛・膨満感・排便トラブルの評価
  • 腸閉塞リスクについての現実的な整理
  • 「何が起きたら受診すべきか」の目安を共有
  • 不安や恐怖を言語化して整理する
  • 主治医には聞きづらい不安の相談

不安を“漠然とした恐怖”のままにしないことが、生活の安定につながります。


緩和ケアは「腸閉塞が起きてから」では遅いこともある

腸閉塞への不安が強い場合、
起きてから対応するより、起きる前に関わる方が圧倒的に楽です。

  • どんな症状が危険サインか
  • どこまで様子を見てよいか
  • 入院が必要になる可能性はどの程度か

こうした情報を整理しておくだけで、
日常の安心感は大きく変わります。


「相談するほどではない」と思っている方へ

大腸がんの患者さんは、

「こんな不安を言ったら、大げさだと思われないか」
と感じてしまうことが多いです。

でも、緩和ケアは
つらくなりきってから行く場所ではありません。


まとめ:不安も、立派な“相談理由”です

大腸がんのつらさは、

  • 痛み
  • 排便やお腹の症状
  • 腸閉塞への恐れ
  • 将来への不安

が絡み合って生じます。

不安を一人で抱え続ける必要はありません。
症状も、不安も、生活の悩みも含めて、
早い段階で相談できる医療があることを、どうか知っておいてください。

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迷っている方へ

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