• 早期からの緩和ケアを専門とするクリニックの落ち着いた院内の様子

早期緩和ケア大津秀一クリニックではがんや慢性病のつらい症状や痛み、不安を早期からの緩和ケア外来で末期に限らず専門医大津秀一が全国対応。遠隔相談可オンライン対応緩和ケア外来で東京文京区所在。病気の進み具合や種類を問わず早期受診できます。スマートフォン等を用いたビデオ通話で相談することもできます。内科専門医でもあり身体全般に詳しいです。緩和ケア・緩和医療といえば当院にご相談ください。【診療科:緩和ケア内科・疼痛緩和内科・がん内科・がん精神科】

がん治療

脳腫瘍の不安とつらさ、そして緩和ケア──「症状が出る前」から支えが必要な理由

脳腫瘍と緩和ケア

脳腫瘍と診断されたとき、不安が一気に押し寄せる理由

脳腫瘍と聞いた瞬間、多くの方が強い衝撃を受けます。
それは「がん」という言葉以上に、

  • 脳=人格・意識・自分らしさ
  • 将来どうなるのか想像がつかない
  • 周囲にどう説明すればいいかわからない

といった、存在そのものに関わる不安が一気に押し寄せるからです


脳腫瘍で起こりやすいつらさは「見えにくい」

脳腫瘍では、次のような症状や変化が起こることがあります。

  • 頭痛、吐き気、けいれん
  • 麻痺、しびれ、歩きにくさ
  • 言葉が出にくい、理解しづらい
  • 集中力や判断力の低下
  • 感情の変化、意欲低下、性格の変化

これらは外見からはわかりにくく、
本人も家族も「どう扱えばいいかわからないつらさ」になりやすいのが特徴です。


「本人がつらいのか、周囲が困っているのか」わからなくなる

脳腫瘍では、

  • 本人が不安や苦痛をうまく言葉にできない
  • 家族が変化に戸惑い、距離が生まれる
  • 周囲が「どう接すればいいかわからない」と感じる

といった状況が起こりがちです。

その結果、本人のつらさが医療の場で十分に拾われないことも少なくありません。


脳腫瘍において、緩和ケアが早期から重要な理由

緩和ケアは、脳腫瘍において特に重要な役割を果たします。

  • 痛みや頭痛、吐き気の調整
  • 不安・抑うつ・混乱への対応
  • 認知や感情の変化への理解と理解の橋渡し
  • 家族へのサポート
  • 生活全体を見据えた支援

症状が重くなってからではなく、変化が出始めた段階から関わることが、
本人・家族双方の負担を大きく減らします。

また私も脳腫瘍の緩和ケアにはこれまで多数携わってきましたが、

脳腫瘍のタイプによって進行具合等がかなり異なります。

その方の経過や症状に応じたオーダーメイドの医療や緩和ケアが欠かせません。


緩和ケアは「脳腫瘍の治療と並行して受ける医療」

脳腫瘍の患者さんの中には、
「緩和ケア=もう治療ができない段階」と誤解している方もいます。

実際には、

  • 手術・放射線・抗がん剤治療と並行して受けられる
  • 主治医の治療方針を妨げるものではない
  • むしろ治療を続ける力を支える

のが、現在の緩和ケアです。


家族の不安こそ、早く支えが必要です

脳腫瘍では、家族の負担が非常に大きくなりやすいのが特徴です。

  • 本人の変化に戸惑う
  • 正解のない判断を迫られる
  • 誰にも相談できず孤立する

緩和ケアは、患者さんだけでなく、家族を支える医療でもあります。

特に脳腫瘍は、脳の機能が変容するために、支えるご家族にとってもそれが大きな難しさとなる場合があります

脳腫瘍の患者さんを支えるご家族をしっかりケアすることは、ご本人そしてご家族のためにとても重要です。

その点でも緩和ケアの関与は大切となります。


まとめ:脳腫瘍の不安は、早い段階から相談していい

脳腫瘍に伴うつらさは、

  • 痛みだけではない
  • 見えにくく、説明しにくい
  • しかし確実に生活と心を揺さぶる

ものです。

緩和ケアは、
「まだ早い」と思われがちな段階からこそ力を発揮します。

不安や違和感を覚えた時点で、
一人で抱え込まず、相談できる場所があることを知ってください。

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迷っている方へ

迷っている方へ

がんと診断されたあと、
「今すぐ何かを決めなければいけない」
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