• 早期からの緩和ケアを専門とするクリニックの落ち着いた院内の様子

早期緩和ケア大津秀一クリニックではがんや慢性病のつらい症状や痛み、不安を早期からの緩和ケア外来で末期に限らず専門医大津秀一が全国対応。遠隔相談可オンライン対応緩和ケア外来で東京文京区所在。病気の進み具合や種類を問わず早期受診できます。スマートフォン等を用いたビデオ通話で相談することもできます。内科専門医でもあり身体全般に詳しいです。緩和ケア・緩和医療といえば当院にご相談ください。【診療科:緩和ケア内科・疼痛緩和内科・がん内科・がん精神科】

がん治療

乳がんステージ3・ステージ4の治療中に不安が強くなる理由 ──「治療は進んでいるのに、心がついてこない」と感じたら

乳がんステージ3・ステージ4の不安と緩和ケア

治療が始まってから、むしろ不安が強くなっていませんか

乳がんステージ3、ステージ4と診断され、
抗がん剤やホルモン療法、分子標的薬などの治療が始まると、

  • 「治療は進んでいるはずなのに、気持ちが落ち着かない」
  • 「検査結果は悪くないと言われるのに、不安が消えない」
  • 「これから先のことを考えると、夜に眠れなくなる」

こうした声は、決して珍しいものではありません。

むしろ治療が本格化した“この時期”に、不安が強くなる方は非常に多いのです。


乳がんステージ3・4に特有の不安とは

乳がんは、他のがんと比べて

  • 治療期間が長い
  • ステージ4でも治療を続けながら生活する期間が長い
  • 「慢性疾患のように付き合う」と言われることがある

という特徴があります。

そのため、

  • 「いつまで治療が続くのか分からない」
  • 「今は効いていても、将来はどうなるのか」
  • 「この先の人生設計が立てられない」

という先の見えなさが、じわじわと心を圧迫していきます。

これは決して弱さではありません。
病気の構造そのものが、不安を生みやすいのです。


「治療は順調です」と言われるほど、相談しづらくなる問題

治療中の方から、よく聞く言葉があります。

「先生に“順調ですね”と言われると、
これ以上、不安を言っていいのか分からなくなる」

  • 治療効果が出ている
  • 数値は安定している
  • 次の治療方針も決まっている

こうした状況では、 「こんなことで相談していいのだろうか」 と、自分の気持ちを後回しにしてしまいがちです。

しかし、不安は数値や画像には映りません。 そして、放っておくほど大きくなっていく性質があります。


主治医との関係が悪いわけではありません

ここで誤解してほしくないのは、 この問題は「主治医が悪い」わけではない、ということです。

乳腺外来や腫瘍内科の現場では、

  • 限られた診察時間
  • 治療内容・副作用管理が中心
  • 多くの患者さんを診る必要がある

という現実があります。

その中で、
不安・迷い・生活の悩みまで十分に扱うのは、構造的に難しい
という側面があるのです。


治療中こそ、緩和ケアが役立つ理由

緩和ケアは、 「治療をやめる場所」 「最終段階の医療」 ではありません。

特に乳がんステージ3・4の治療中には、

  • 不安や恐怖の整理
  • 治療を続ける中での気持ちの揺れ
  • 仕事・家庭・将来への迷い
  • 副作用や生活上の困りごと

治療と並行して扱う医療として、大きな役割を果たします。

緩和ケア外来では、 「治療をどうするか」ではなく、 「この治療期間を、どう過ごすか」 を一緒に考えます。


「まだ早い」と感じる方ほど、実は向いています

多くの方がこう言います。

「まだ治療中ですし、
緩和ケアはもう少し先ですよね?」

しかし実際には、

  • 不安が強い
  • 気持ちを吐き出す場所がない
  • 一人で抱え込んでいる

この状態こそが、相談のサインです。

症状が重くなる前と同じように、
不安も、早い段階でケアしたほうが軽くなります。


まとめ:治療が進んでいても、不安があるのは自然です

乳がんステージ3・ステージ4の治療中に、

  • 不安が消えない
  • 気持ちが追いつかない
  • 誰に相談すればいいか分からない

と感じるのは、ごく自然な反応です。

その不安は、 「前向きになれていない証拠」でも、 「治療がうまくいっていない証拠」でもありません。

迷ったとき、立ち止まりたくなったとき、
治療を続けながら相談できる場所があることを、ぜひ知っておいてください。

緩和ケアは、
「つらくなってから行く場所」ではなく、
つらくなりすぎないために使う医療です。

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迷っている方へ

迷っている方へ

がんと診断されたあと、
「今すぐ何かを決めなければいけない」
「でも、何をどう考えればいいのかわからない」

そんな状態でこのページをご覧になっている方も
多いのではないでしょうか。

このページでは、
・治療を続けるか迷っているとき
・主治医の説明がつらかったとき
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「すぐ決めなくていい問い」を、
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ここまで読んでも、
「まだ自分が相談していいのかわからない」
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それで大丈夫です。

もし、
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そう思われたときには、
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受診するかどうかを、迷いながら来られる方も少なくありません。

その迷い自体を含めて、ご相談いただいて大丈夫です。

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