• 早期からの緩和ケアを専門とするクリニックの落ち着いた院内の様子

早期緩和ケア大津秀一クリニックではがんや慢性病のつらい症状や痛み、不安を早期からの緩和ケア外来で末期に限らず専門医大津秀一が全国対応。遠隔相談可オンライン対応緩和ケア外来で東京文京区所在。病気の進み具合や種類を問わず早期受診できます。スマートフォン等を用いたビデオ通話で相談することもできます。内科専門医でもあり身体全般に詳しいです。緩和ケア・緩和医療といえば当院にご相談ください。【診療科:緩和ケア内科・疼痛緩和内科・がん内科・がん精神科】

がん治療 妊娠

がん治療と妊娠の不安──「今は治療が最優先」と言われたあとに、誰に相談すればいいのか

早期緩和ケア大津秀一クリニックのサポートイメージ

「今は治療が最優先です」と言われたあと、心に残る違和感

がんと診断されたとき、多くの方がまずこう言われます。
「まずは治療を最優先に考えましょう」

医学的に正しい判断であることは、ほとんどの場合、間違いありません。
けれど同時に、心のどこかでこんな思いが浮かぶ方も少なくありません。

  • 将来、子どもを持つことはもう考えられないのだろうか
  • 今ここで聞かなかったら、もう二度と相談できないのでは
  • こんなことを気にする自分は、わがままなのではないか

この言葉にできない不安は、決して珍しいものではありません。


妊娠や将来の話題は「後回し」にされやすい

がん治療の現場では、

  • 治療効果
  • 副作用
  • スケジュール
  • 命に関わるリスク

といった、目の前の重要課題が優先されます。

その結果、

  • 妊娠
  • 妊孕性(将来子どもを持つ可能性)
  • パートナーとの人生設計

といったテーマは、話題に出しづらいまま時間が過ぎてしまうことが少なくありません。

特に若い世代では、
「今は命の話をしているのに、そんな先の話をしていいのか」
と、自分からブレーキをかけてしまうケースも多く見られます。


実は、治療と妊娠の悩みは“同時に考えていい”

重要なのは、
「治療か、妊娠か」という二者択一ではないということです。

  • 治療を優先しながら、将来の選択肢を整理する
  • 今できる準備と、できないことを切り分ける
  • 専門施設につなぐかどうかを含めて、情報を整える

これらはすべて、治療を妨げずに行うことが可能です。

しかし実際には、

  • 誰に相談すればいいかわからない
  • 主治医の外来では時間が取れない
  • 専門が違う話題だと感じてしまう

といった理由で、宙に浮いたままになりがちです。


緩和ケアは「治療をやめる場所」ではありません

ここで誤解されやすいのが、緩和ケアの役割です。

緩和ケアは、

  • 痛みを取るだけの医療
  • 治療が終わった人のための医療

ではありません。

実際には、

  • 不安や迷いの整理
  • 人生や将来に関わる意思決定の支援
  • 専門医療への橋渡し

といった、「考えるための医療」でもあります。

がん治療と妊娠の悩みは、まさにこの領域に含まれます。


実際に行われている支援の一例

緩和ケア外来では、次のような関わりが可能です。

  • 今の治療内容と妊娠への影響を整理する
  • 「今すぐ決めなくていいこと」と「今考えるべきこと」を分ける
  • 妊孕性温存や生殖医療を扱う専門施設につなぐ
  • パートナーや家族との話し合いをサポートする

これは、治療を止める話ではありません
むしろ、治療を続けるために心を整えるプロセスです。


「相談していいのか迷っている段階」で来ていい

多くの方が、

まだ決まっていない
何を聞きたいのかも整理できていない

この状態で受診してよいのか悩まれます。

ですが、緩和ケア外来は、 「答えを出してから来る場所」ではありません。

  • 迷っている
  • 不安がある
  • 誰に聞けばいいかわからない

その段階こそ、もっとも役に立つ場です。


まとめ──将来を考えることは、治療の妨げにならない

がん治療と妊娠の不安は、
「贅沢な悩み」でも「後回しにすべき話題」でもありません。

  • 命を守る治療
  • その先の人生

どちらも大切にしていい。

一人で抱え込まず、
治療を勧めるためではなく、考えるための相談先として、
緩和ケアという選択肢があることを知っておいてください。

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迷っている方へ

迷っている方へ

がんと診断されたあと、
「今すぐ何かを決めなければいけない」
「でも、何をどう考えればいいのかわからない」

そんな状態でこのページをご覧になっている方も
多いのではないでしょうか。

このページでは、
・治療を続けるか迷っているとき
・主治医の説明がつらかったとき
・家族のほうが先に不安になっているとき
・緩和ケアのタイミングがわからないとき

「すぐ決めなくていい問い」を、
ひとつずつ整理しています。

ここまで読んでも、
「まだ自分が相談していいのかわからない」
そう感じている方もいらっしゃると思います。

それで大丈夫です。

もし、
・一度、状況を整理したい
・主治医とは別の視点で話を聞いてみたい

そう思われたときには、
早期緩和ケア外来・オンライン相談という選択肢もあります。

受診するかどうかを、迷いながら来られる方も少なくありません。

その迷い自体を含めて、ご相談いただいて大丈夫です。

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