東京で“痛み外来”を探している方へ
こんにちは。
痛み治療と緩和ケアを専門とする医師です。
「病院を何軒も回ったのに、痛みが良くならない」
「原因が分からないまま薬だけ増えていく」
「神経痛がつらいけれど、どこに相談すればいいのか分からない」
こうしたお悩みは、東京でも非常に多く、
痛みの専門的な診療は受けられる場所が限られています。
この記事では、
痛み外来でできること・相談すべきタイミング・専門医の診療内容
をわかりやすくまとめました。
「痛み外来」とは?
痛み外来は、
病気の種類に関わらず“痛みそのもの”にアプローチする診療科 です。
特に以下のような痛みで受診される方が多いです。
神経障害性疼痛(ビリビリ・ジンジンする痛み)
筋肉・関節の慢性痛
がんに伴う痛み
手術後の痛みが続く
理由は分からないがとにかくつらい
薬の副作用で痛み止めが続けられない
複数の病院で「原因がない」と言われた痛み
“原因の有無”も重要ですが、
患者さんの痛みをどう和らげるか を中心に診療します。
痛みは“早めの相談”が効果的
慢性痛は放置すると、脳や神経の「痛みの回路」が過敏になり、
薬が効きにくい身体 になってしまいます。
こんな時は早めの受診が効果的です。
痛みが1〜2週間続く
夜眠れない
日常生活に支障が出ている
心まで疲れてきた
誰に相談すべきか分からない
痛みは“メンタル”“疲労”“睡眠”とも密接に関係するため、
総合的なアプローチが必要です。
痛み外来で行う主な治療
● 神経痛への治療
タリージェ、リリカ、サインバルタなど
神経障害性疼痛の第一選択薬 を適切に使います。
患者さんに合わせて、
副作用が出にくい量の調整・併用も可能です。
● がんの痛みの専門治療
オピオイドや鎮痛補助薬を組み合わせ、
痛みのタイプに応じて治療します。
「痛みが強いのに遠慮して言えない」
という患者さんも多く、早めの相談が効果的です。
● 非がんの慢性痛
腰痛・頸部痛・肩の慢性痛なども対象です。
必要に応じて他科と連携します。
● 不安・ストレス・睡眠のケア
痛みは“身体だけの問題”ではありません。
気持ちの不調や睡眠障害が背景にあることもあります。
身体と心の両方を診ることが、痛み改善の近道です。
東京で痛み外来を探すときのチェックポイント
東京には病院が多いようで、
実は痛み治療に特化した外来はそれほど多くありません。
選ぶときのポイントは次の3つです。
① “痛みそのもの”を専門にしている
外科や整形外科では見落とされることもあるため、
痛みを横断的に診る専門医が安心です。
② 初診からしっかり話ができる
痛みの背景は複雑なので、
短い診察では十分に伝わりません。
③ 神経痛・がん・慢性痛のどれも相談できる
痛みの種類を限定していない医療機関ほど、
幅広い状況に対応できます。
当院の「痛み外来」でできること
当院では、以下の痛みについて専門的に診療しています。
神経痛(タリージェ・リリカなど対応)
筋骨格系の痛み
がんの痛み
手術後の痛み
痛みと不安・睡眠の複合的なつらさ
1時間枠の外来(初診の場合) で、
痛みの内容をていねいに聴きながら治療方針を立てています。
緩和ケア専門医の立場から、
“痛み × メンタル × 生活” の全体を見ながら対応します。
痛みの状況によってはより集学的な医療が好適なことがあり、
そのような場合は他の適正な医療機関に紹介申し上げています。
まとめ:痛みは「専門医に話してみる」だけで前に進む
痛みは、本人にしか分からないつらさです。
周囲に理解されず、ひとりで抱える方も少なくありません。
薬が効かない
原因が不明
不安でしんどい
生活に支障がある
こうした状況は放置せず、
どうぞ早めにご相談ください。
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