東京で「緩和ケア専門医」を探している方へ
こんにちは。
緩和ケアの専門医師として、痛み・つらさ・不安のご相談を日々お受けしています。
「どの医師に相談すればいいのか分からない」
「まだがんの治療中だけど、専門医に話していいの?」
こうした迷いをよく聞きます。
この記事では、
緩和ケア専門医の選び方・受診のタイミング・当院でできること
をわかりやすくまとめました。
緩和ケア専門医とは?
緩和ケアの専門医師とは、
“病気の進行に関係なく、患者さんと家族の生活の質を支える専門医” です。
日本の現状においては、緩和ケア医=緩和医療医と考えて良いですが、緩和医療の専門医というものがあり、私も「緩和医療専門医」です。
緩和医療専門医は、日本緩和医療学会のホームページでリストを入手できます。
対象は「がんの末期」ではありません。
がんの治療中
手術前後
慢性疾患に伴う痛み
病気に伴う不安や眠れなさ
家族のストレス
こうした段階でも相談できます。
東京で緩和ケア専門医を探すときの3つのチェックポイント
① 外来でじっくり相談できるか
緩和ケアは、
5〜10分の診察では十分に聞けません。
初診からしっかり時間を確保してくれる医療機関は信頼できます。
② 薬物療法+心理的サポートが両方できるか
痛み止めだけでなく、
不安・不眠・倦怠感・食欲低下など
全体を診てくれるかどうか が重要です。
③ 家族も相談できるか
緩和ケアは「家族も対象」です。
家族ケアができるクリニックは数が限られています。
いつ相談すればいい?
「つらさが強くなってから」ではなく、
“困り始めた段階”がベストです。
痛みが気になる
眠れない
漠然と不安が強い
医療者に言いづらい悩みがある
家族が疲れている
これらはすべて相談対象です。
治療方針の迷いなども、専門医に話すことで整理しやすくなります。
東京で緩和ケア専門医の外来を選ぶ理由
東京都内は緩和ケア病棟・訪問診療は多いですが、
“初期段階から相談できる専門外来” は多くありません。
当院は「早期緩和ケア」に特化しており、
治療中・診断直後・家族の悩みでも相談できます。
当院の「緩和ケア専門外来」でできること
● 痛み・神経痛・倦怠感・眠れなさの治療
タリージェ、リリカ、サインバルタなどの鎮痛補助薬や、
症状に応じた治療が可能です。
● 不安・恐怖・気持ちのつらさへの対応
意思決定のサポート、気持ちの整理、家族調整など。
● 家族ケア(遺族ケアも含む)
患者さんだけでなく、
ご家族の心のつらさにも専門的に対応します。
● 初診1時間枠・再診30分枠で“話を遮らない診療”
保険外併用療養費により、初診からじっくり時間を確保しています。
ご自身の状況を、ありのまま話してください。
まとめ:緩和ケア専門医は「つらさを抱えた誰にでも」
緩和ケア専門医は、
「もう治療がない人」ではなく、
“困っている人すべての味方” です。
痛み
不安
生活のしんどさ
家族の悩み
ひとつでも当てはまれば、ぜひご相談ください。
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当院の緩和ケア専門外来については下記で詳しく紹介しています。
→ 早期緩和ケア外来
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