• 早期からの緩和ケアを専門とするクリニックの落ち着いた院内の様子

早期緩和ケア大津秀一クリニックではがんや慢性病のつらい症状や痛み、不安を早期からの緩和ケア外来で末期に限らず専門医大津秀一が全国対応。遠隔相談可オンライン対応緩和ケア外来で東京文京区所在。病気の進み具合や種類を問わず早期受診できます。スマートフォン等を用いたビデオ通話で相談することもできます。内科専門医でもあり身体全般に詳しいです。緩和ケア・緩和医療といえば当院にご相談ください。【診療科:緩和ケア内科・疼痛緩和内科・がん内科・がん精神科】

がん治療

前立腺がんと不安と緩和ケア|骨転移の痛みや呼吸のつらさを一人で抱えないために

前立腺がんと緩和ケア

前立腺がんと診断されてから、不安が消えないまま過ごしていませんか

前立腺がんは、
「進行がゆっくりなことが多い」「すぐに命に関わらない場合もある」
と言われることが多いがんです。

そのため、

  • 命の心配は少ないと言われた
  • 治療は続いているが、大きな説明はあまりない
  • 周囲から「まだ大丈夫」と言われる

こうした状況の中で、
不安やつらさをうまく言葉にできないまま、時間だけが過ぎていく
という方も少なくありません。

前立腺がんの不安は「長く続く」こと自体がつらさになります

前立腺がんでは、

  • ホルモン療法が長期に続く
  • 定期的な検査や数値(PSA)に一喜一憂する
  • 「この先どうなるのか」が見えにくい

といった特徴があります。

その結果、

  • 治療が続くほど不安が強くなる
  • 誰にも相談せず我慢してしまう
  • 「この程度で弱音を吐いていいのか」と自分を責める

という状態に陥りやすくなります。

骨転移による痛みは、前立腺がん特有の重要な問題です

前立腺がんでは、骨転移が比較的起こりやすいことが知られています。

骨転移による痛みは、

  • 腰や背中、股関節の痛み
  • 動いたときに強くなる痛み
  • 夜間に痛みで眠れない

といった形で現れることがあります。

しかし実際には、

  • 「がんの痛みは仕方ないもの」
  • 「まだ我慢できるから」

と、十分に調整されないまま放置されているケースも少なくありません。

肺転移や進行に伴う呼吸のつらさも、見逃されがちです

前立腺がんが進行すると、まれではありますが、

  • 肺転移
  • 胸水
  • 全身状態の低下

などにより、
息苦しさや呼吸の不安が出てくることもあります。

呼吸のつらさは、

  • 数値では評価しにくい
  • 我慢してしまいやすい
  • 周囲に伝わりにくい

という特徴があり、
本人だけが苦しさを抱えていることも多い症状です。

緩和ケアは「治療をやめる医療」ではありません

ここで誤解されやすいのが、緩和ケアの役割です。

緩和ケアは、

  • 痛みや息苦しさを和らげる
  • 不安や迷いを整理する
  • 長く続く治療生活を支える

ための医療であり、
治療と同時に受けることができます。

前立腺がんのように経過が長いがんでは、
むしろ早めに関わることで、

  • 我慢の積み重ねを防ぐ
  • 不安を言葉にできる場ができる
  • 症状が強くなる前に手を打てる

という大きなメリットがあります。

「こんなこと相談していいのか」と思う内容こそ、相談していい

前立腺がんの患者さんからは、

  • 痛みはあるが、治療の話ではない
  • 不安だが、検査結果は安定している
  • 男性としての変化がつらいが言いづらい

といった声をよく耳にします。

これらはすべて、
緩和ケアが大切に扱うテーマです。

まとめ|前立腺がんの不安とつらさは、一人で抱えなくていい

前立腺がんでは、

  • 骨転移による痛み
  • 進行時の呼吸のつらさ
  • 長期治療に伴う不安

が、静かに積み重なっていきます。

緩和ケアは、
「まだ大丈夫」と言われている段階でも、
今の生活を少し楽にするために相談してよい医療です。

不安やつらさを我慢することが、
前向きな治療姿勢とは限りません。

迷ったときは、
緩和ケアの専門家と一緒に整理してみてください。

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迷っている方へ

迷っている方へ

がんと診断されたあと、
「今すぐ何かを決めなければいけない」
「でも、何をどう考えればいいのかわからない」

そんな状態でこのページをご覧になっている方も
多いのではないでしょうか。

このページでは、
・治療を続けるか迷っているとき
・主治医の説明がつらかったとき
・家族のほうが先に不安になっているとき
・緩和ケアのタイミングがわからないとき

「すぐ決めなくていい問い」を、
ひとつずつ整理しています。

ここまで読んでも、
「まだ自分が相談していいのかわからない」
そう感じている方もいらっしゃると思います。

それで大丈夫です。

もし、
・一度、状況を整理したい
・主治医とは別の視点で話を聞いてみたい

そう思われたときには、
早期緩和ケア外来・オンライン相談という選択肢もあります。

受診するかどうかを、迷いながら来られる方も少なくありません。

その迷い自体を含めて、ご相談いただいて大丈夫です。

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