早期緩和ケア大津秀一クリニックではがんや慢性病のつらい症状や痛み、不安を早期からの緩和ケア外来で末期に限らず専門医大津秀一が全国対応。遠隔相談可オンライン対応緩和ケア外来で東京文京区所在。病気の進み具合や種類を問わず早期受診できます。スマートフォン等を用いたビデオ通話で相談することもできます。内科専門医でもあり身体全般に詳しいです。緩和ケア・緩和医療といえば当院にご相談ください。【診療科:緩和ケア内科・疼痛緩和内科・がん内科・がん精神科】

東京 緩和ケア外来

東京で遺族外来を探している方へ|専門医が解説する“遺族ケアを受けるべきタイミング”と選び方

早期からの緩和ケア大津秀一クリニック外来診察室

◆ 遺族外来とは?

大切な方を亡くした後は、強い悲しみや不安だけでなく、
眠れない、食欲が落ちる、気力がわかないなど、
心と体の両方が大きく疲れてしまうことがあります。

こうした状態を専門的に支えるのが 「遺族外来」 です。

最近は「東京 遺族外来」で検索される方も増え、
必要と感じたタイミングで相談できる場所が求められています。


◆ どんな人が遺族外来を受けているのか

遺族外来は決して“特別な状況の人だけ”が受けるものではありません。
実際には、次のような理由で相談に来る方が多いです。

● 深い悲しみが続く

涙が止まらない、何をしても心が沈んだまま。

● 後悔や自責の念が強い

「もっとできることがあったのでは…」
「判断は正しかったのか…」
こうした思いが苦しくて仕方ない。

● 医療面の疑問が残っている

なぜあのとき急変したのか?
どうしてあのような症状が出たのか?

医療的な背景を整理したい方も多くいます。

● 身体症状がつらい

眠れない、食欲がない、胃腸症状、動悸など
悲しみと関連した身体的不調が続く。


◆ いつ受けるべき?遺族外来を検討する目安

遺族外来は「〇ヶ月後でなければ受けられない」といった決まりはありません。
むしろ、

つらさが続くと感じたとき
→ その時点で受診してよい

というのが専門的な見解です。

特に次のような状況では、一度相談する価値があります。

● ① 気持ちが波ではなく“停滞”している

数週間〜数ヶ月経っても、苦しさがほとんど変わらない。

● ② 日常生活への影響が出ている

睡眠障害、体調不良、仕事・家事が手につかない。

● ③ 医療面の疑問で苦しさが続いている

「なぜ亡くなったのか」「なぜあの症状が?」と悩んでしまう。

● ④ 周囲に気軽に話せない

家族・友人に気をつかい、悲しみを言えずに抱え込んでしまう。

● ⑤ 悲しみが“孤立”と結びつきそうなとき

外出・人との関わりが減り、気力の低下が続く。


◆ 遺族外来でできること

遺族外来では、次のような支援が行われます。


● ① 気持ちの整理

「ただ聞いてもらう」こと自体が大きな助けになります。
専門職が、安全な環境で、ゆっくりお話を伺います。


● ② 医療的疑問の整理(専門医ならでは)

亡くなられるまでの経過に関する
医学的な背景の説明を受けることで、
“あのとき何が起きていたのか”が少しずつ整理されていきます。


● ③ 身体症状のケア

不眠、食欲不振、胃の不調など
心と体がつながって起こる症状に対して、
必要に応じて医学的なサポートも行われます
(※オンライン相談では処方不可)。


● ④ 悲しみのケア(グリーフケア)

悲嘆の段階に応じて、
“今必要な支え”が変わります。

専門職がその方のペースに合わせて寄り添います。


◆ 東京で遺族外来を探すときのポイント

東京都内にはさまざまな形の遺族ケアがあります。
探すときのポイントは以下です。


● ① 医療面の相談ができるか

医療的な疑問が強い方は、
内科・緩和ケアの専門医師が対応する遺族外来が向いています。


● ② 心理面に特化しているか

心理士が中心の外来は、深い悲嘆に寄り添う支援が得意です。


● ③ 初回の時間

30分では足りないことが多いため、
60分の初回相談があると安心。


● ④ オンラインの可否

遠方の方はオンライン相談があると助かります。


◆ 当院(早期緩和ケア大津秀一クリニック)の遺族外来

当院では、

  • 初回60分

  • 以後30分

  • 医学的な視点+心のケアの両立

  • 当院以外でお看取りされたご遺族も受診可能

といった形で、丁寧な遺族ケアを行っています。

当院の遺族外来についてはこちらでもくわしく紹介しています。


◆ 最後に:つらさを一人で抱え込まないでください

大切な方を亡くされ、
気持ちが苦しいと感じるとき、
そのタイミングで受診してかまいません。

「話す場所がある」というだけで、
少し呼吸がしやすくなる方は多くいます。

どうか、おひとりで抱え込まず、
必要なときに専門家を頼ってください。

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