|情報が多すぎて、逆につらくなる時代
- がんと診断されて最初に起こるのは「情報の洪水」
- 調べれば調べるほど、不安が強くなる人が多い
- 「何を信じて、何を距離を置くか」が最重要
① まず基準にすべき公式情報
■ がん情報サービス(これ一択)
- 国立がんセンターが運営する一次情報
- 治療法・副作用・統計の“土台”
- ただし:
- 個別の状況までは書いていない
- 感情面の支えはまた別に必要
ポイント 「地図」にはなるが、「伴走者」ではない
② 主治医の説明は“軸”だが、万能ではない
- 主治医は医学的判断の中心
- ただし
- 忙しい
- 時間が限られる
- すべてを言葉にできないこともある などの限界も
ポイント もし理解できなかった=あなたのせいではありません
③ セカンドオピニオンは「確認」と「整理」のため
- 治療を変えるためだけのものではない
- 主治医の説明を
- 別の角度から確認
- 頭の中を整理
する役割が大きい
ポイント 不安が強い人ほど、早めの利用が実は向いています
④ 緩和ケア外来は「最後」ではなく「途中から使う場所」
- 痛みだけの場所ではない
- 不安・迷い・生活の困りごとを扱う
- 治療と並行して使う医療
- 情報を“減らす”
- 優先順位をつける
- 心を落ち着かせる
ための専門外来
ポイント 緩和ケア外来は情報の取捨選択のために有用です
⑤ 「調べすぎて苦しくなる」状態について
- ブログ・SNS・体験談の無限ループ
- 悪い経過の話ほど目に残る
- 夜に一人で検索 → 不安が増幅
ポイント【重要】 「情報が多い=正しい」ではない
多くの場合に必要なのは
“答え”より“整理”
まとめ|情報は「集める」より「選ぶ」時代
- がん情報は
- がん情報サービスで土台を作る
- 主治医で医学的判断を確認
- 必要に応じて第三者の視点を入れる
- そして
不安が強いときは、検索ではなく“相談”を















